SHINOBI: 復讐の斬撃 (ART OF VENGEANCE) ｜セガが忍シリーズの最新作を正式発表

2025年2月13日にセガが、忍シリーズの最新作『SHINOBI 復讐の斬撃』を発表しました。

『SHINOBI 復讐の斬撃』は、セガが手掛ける新作アクションゲームです。本作は、1987年にアーケードで登場した『SHINOBI』シリーズの最新作として、多くのファンの注目を集めています。発表された情報をもとに、ゲームの特徴や期待されるポイントについてざっくりと紹介します。

『SHINOBI 復讐の斬撃』とは？

本作は、シリーズの伝統を受け継ぎつつも、最新の技術を活かしたグラフィックやアクションを備えた新作となっています。プレイヤーは、影に生きる忍者「ジョー・ムサシ」となり、復讐の旅に挑みます。公開された映像では、スピーディーなアクションや、多彩な武器・忍術を駆使する戦闘が確認できます。

公式発表によると、ゲームは横スクロールアクションと3Dアクションが融合したハイブリッドなスタイルを採用しているとのことです。これにより、シリーズの特徴であるテンポの良い戦闘を維持しながらも、新しい戦略的な要素が加わると期待されています。

本作の開発を担当するのは、フランスのLizardcubeです。彼らは過去に『ワンダーボーイ：ドラゴンの罠』や『ベア・ナックル4』を手掛けたことで知られており、今回もその手書き風の美麗なアートスタイルを採用しています。

アニメーションや背景デザインには、日本の伝統的な水墨画の要素を取り入れ、ダークでシリアスな世界観を演出しているのが特徴です。特に、戦闘時のエフェクトやキャラクターの動きは、2Dアクションながら非常に滑らかで、大きな魅力となっています。

もしもガジェットでは、2023年12月の動画の中で、グラフィックのテイストから「リメイク版のワンダーボーイ・ドラゴンの罠や、ベアナックルフォーを開発した、Lizardcubeのもののように思えてしまいました。」とコメントしていますが、ズバリ的中してしまいました。

トレーラーを見る限り、本作はこれまでの『SHINOBI』シリーズと同様に、素早い動きと多彩なアクションが特徴となっているようです。

敵の攻撃を華麗に回避しながら、手裏剣や刀を駆使して戦うシーンも見られ、これまでのシリーズ作品と比較しても、よりスピード感のあるアクションが期待できそうです。

本作では、複数の忍術を戦闘に活かすことができるようです。具体的な技の名称や詳細はまだ明かされていませんが、トレーラーでは強力な一撃を放つような演出が確認できるため、これまでのシリーズ同様、プレイヤーの戦略に応じたスキル活用が求められるかもしれません。

シリーズの主人公であるジョー・ムサシが再び登場し、彼の復讐劇が描かれます。彼の一族が滅ぼされた過去が語られ、それに対する報復の旅が物語の中心となります。詳細なストーリーはまだ明かされていませんが、シリアスで重厚な物語が展開されることが期待されています。

本作は、通常版とデジタルデラックス版の2種類が用意されています。

通常版（パッケージ版 / ダウンロード版）
- ゲーム本編
- 予約特典：追加衣装「アーケードスタイル」、追加護符「祝福」
デジタルデラックス版（ダウンロード版）
- ゲーム本編
- デジタルデラックスアップグレード
  - スターターパック
    （追加衣装「ゴーストスタイル」、追加護符「応急手当」、ゲーム内通貨）
  - セガヴィランズステージ（2026年初頭配信予定）
  - デジタルアートブック+サウンドトラック
- 予約特典：追加衣装「アーケードスタイル」、追加護符「祝福」
- 最大3日間（72時間）の先行アクセス（Nintendo Switch版を除く）

国内のNintendo Switch版に関しては、後日情報が発表になるようです。

パッケージ版とダウンロード版：
- PlayStation 5
- Nintendo Switch™
ダウンロード版のみ：
- PlayStation 4
- Xbox Series X|S
- Xbox One
- PC（Steam）

プレスリリースなどにはパッケージ版の記述がなく心配しましたが、公式サイトには上記のように掲載されていました。

追記：国内Amazonでパッケージ版SHINOBI 復讐の斬撃の予約が始まりました。

各エディションの価格は以下の通りです。（すべて税込価格）

ダウンロード版は、8月29日（金）12:59までに予約購入すると、10%OFF（通常版：税込2,970円、デジタルデラックス版：税込3,960円）で購入できるとのこと。

シリーズの伝統を活かしたスピーディーなアクション
映像を見る限り、過去作のような軽快な操作感は健在で、アクションゲームとしての手応えが期待できそうです。
戦略性を高める新たな忍術システム
これまでの『SHINOBI』シリーズでも忍術が存在していましたが、本作では更に進化した忍術による新たなアクションを期待してしまいます。
ビジュアルの進化
手描きアートスタイルによる美麗なグラフィックと、流れるようなアニメーションは魅力的ですよね。
復讐をテーマとしたストーリー
復讐をテーマにした重厚な物語が描かれるとのことで、アクションだけでなくストーリー面でも楽しめる作品になりそうです。

難易度のバランス
シリーズ作品は比較的高難易度なものが多いため、本作も同様に難しめの調整がされている可能性があります。現代のプレイヤー向けに調整が入るかどうかが気になるところです。
過去作との関連性
既存の『SHINOBI』シリーズとどのようにつながるのか、完全新作として独立したストーリーなのかが気になるポイントです。
操作性とレスポンス
スピード感のあるゲーム性が売りのため、実際のプレイフィールがどのようなものになるのかが鍵となりますが、実績のあるデベロッパーですので、この点は恐らく大丈夫なのではないでしょうか。
作品のボリューム
3,300円と安価ですので、大作というわけでも無さそうです。
どの程度のボリュームなのか気になりますね。